【IIB会員起業報告】Defios株式会社（創業：2021/6/2）

代表者プロフィール

代表取締役　近藤 鯛貴
1997年生まれ。宮城県出身。
岩手県立大学ソフトウェア情報学研究科博士後期課程在学。
大学ではエッジコンピューティングにおける高性能計算に関する研究を行う。
学内ではPBL活動に積極的に参加し、所属チームは4年連続受賞している。
PBL成果がきっかけとなり、2019年からIdein株式会社でIntel GPUにおけるCNNの高速化の研究開発業務に従事。
2021年6月にDefios株式会社を設立。代表取締役社長兼CEO。
あざらしとGPUが好き。

代表取締役　竹田 大将
1998年生まれ。岩手県八幡平市出身。
岩手県立大学ソフトウェア情報学研究科博士後期課程在学。
大学ではSoC内蔵GPU活用の為のリソース管理手法について研究を行う。
学外では、学生企業での組み立て式電気自動車教材の講師、技術勉強会の主催、高校教員(教科情報)など技術発信と教育に関心を持ち活動してきた。
第19回情報科学技術フォーラム FIT奨励賞 受賞、セキュリティ・キャンプ全国大会 2019 修了、SecHack365 2020 優秀修了、セキュリティ・ネクストキャンプ講師 などの実績を持つ。

事業内容

高負荷なアプリケーションや高度な画像処理を小型で安価なデバイスに搭載できる高速化技術を強みにAI/IoTの分野で事業を行っております。
受託開発では画像処理/IoT/組み込み/AIと幅広い開発実績を持ち、中でも企画・設計のご提案から実装・納品まですべての工程をお任せいただくことが多いです。他にも既存製品の性能改善や技術コンサルティングなど製品・会社の価値をもう一歩高めたい皆様に様々な形でサポートさせていただいております。これらのどのプロダクトにおいても深い専門知識と多角的な分析によってソフトウェアの価値を最大化することを目標に取り組んでおります。
自社開発では、Raspberry PiにAIを搭載した病室・病棟向け入院患者見守りシステムや画像処理による工場の生産ラインにおける部品欠損検知などの研究開発に取組中です。小型デバイスを有効活用することで従来より「安価に」「簡単に」AIアプリケーションを導入することが可能になります。

これから起業を目指す方へのメッセージ

学生起業は何か大きなプロダクト構想を得てから立ち上げるというイメージがある方も多いと思います。しかし、当社創業にあたっては、受託開発等で社会の課題を肌で感じ世の中に何が必要か、我々は何を提供したいのか/できるのかを走りながら探ることを目標として掲げ立ち上げました。会社を立ち上げなければ見えない世界も多々あります。世の中を変えたいという思いがあれば「善行にためらいは不要」。アイデアがあれば「先んずれば人を制す」の気持ちでチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。

岩手イノベーションベースの活動についての感想・期待

岩手 県内/出身 起業家を始め、それを志す人、仲間になりたい人、支援したい人、すべての「岩手に熱い人」が一堂に会するハブになることを期待し協力しています。

【IIB会員情報の掲載について】

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